Enterpriseプラン セットアップガイド
このページでは、Enterpriseプランの利用開始までの手順をご案内します。 以下のステップに沿って 進めることで、DeployGateの機能をスムーズに活用いただけます。
1. Enterprise トライアルのお申し込み
Enterpriseプランでは、45日間の無料トライアルをご提供しております。 まずはこちらのフォームより、トライアルのお申込みをお願いいたします。
2. ワークスペース管理者アカウントの設定
2.1 まだDeployGateのアカウントをお持ちでない場合
Enterpriseプラントライアルお申し込み後、お申し込み時のメールアドレス宛に「(ご指定いただいたワークスペースID)への招待」というメールが届きます。こちらのメールにあるリンクを開き、ユーザー登録を行ってください。
2.2 すでにDeployGateのアカウントをお持ちの場合
お申込み後、DeployGateよりWorkspace設定完了のメールが送られてきます。 その後通常通りログインしていただくと、Workspaceが利用可能になっていますので、以下の手順にそってWorkspaceを設定してみましょう。
3. DeployGateの基本機能をご自身で試してみる
3.1 ワークスペースを設定する
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ワークスペース管理者のアカウントでDeployGateへログインします。
-
右上のメニューからご自身のワークスペース名(*)をクリックして、ワークスペース管理画面を表示させます。
*お申し込みの際にご記入された企業名となっています。 -
ワークスペース管理者画面の右上の
設定
をクリックすると、更にワークスペースの設定を行うことができます。
プロフィール画像をアップロードしたり、表示名を変更することが可能です。
3.2 グループを作成する
-
ワークスペース管理画面の左にある
グループ管理
をクリックします。
-
グループ設定画面右上の
新規作成
から新しいグループを作成します。
グループはワークスペースの中に複数作ることが可能です。
プロジェクトや社内の部署ごとにグループを作ることで、アクセス権の管理をスムーズに行うことが可能です。
それぞれのアプリケーションはグループにアップロードすることになります。
ワークスペースとグループ、チーム、アプリケーションの関係は以下の図のようになっています。
- グループ名、表示名(オプショナル)、グループの内容(オプショナル)を記入して、
グループの作成
をクリックします。
- 左の
グループ管理
をクリックし、グループ一覧の画面に戻ります。ここで先程作ったグループが新しく表示されていることが確認できます。
3.3 アプリケーションをアップロードする
-
右上のアカウント名にカーソルをあわせていただくと表示されるメニューから、
ワークスペース管理
を選択してください。 -
この画面でワークスペースの中に作成されたグループを一覧で見ることがで きます。先ほど作成したグループをクリックしてみましょう。
-
下記の画面が表示されたら
アプリをアップロードする
ボタンをクリックします。 ボタンを押すとファイル選択ダイアログが開きます。 APK/AAB ファイルもしくは IPA ファイルを選択するとグループにアプリがアップロードされ、アプリの管理画面が開きます。 -
アプリがアップロードされると、以下のようなアプリの詳細画面に遷移し、ご自身の端末へインストールするためのQRコードが表示されます。
3.4 お手元の端末にアプリをインストールする
お手元の端末にアプリをインストールするには、次のリンクをご確認ください。
4.他の人にアプリを配布する
4.1 配布方法の選択
DeployGateでは、「メンバー配布」と「リンク配布」の2つの配布方法を提供しています。
- メンバー配布: 開発チーム内で常時的にアプリを共有したい。(要アカウント登録、アップデート通知あり、詳細なログ管理が可能、すべてのリビジョンへアクセス可能)
- リンク配布: 特定のアプリのリビジョンを多くの人にテストしてもらいたい。(アカウント登録不要、特定のリビジョンのみ配布可能)
詳しくは2つの配布方法を参照いただきご検討ください。
またアプリケーションによって配布方法を変えることも可能です。
4.2 Workspaceにメンバーを招待して、メンバー配布する
テスターもアカウントを登録し、メンバーとして参加している状態で行うメンバー配布を試してみます。 メンバー配布を使うとより詳細なログが取得できる、アカウントによるアクセスコントロールが可能、またキャプチャ機能をご利用いただけるなど、様々なメリットがあります。
招待方法はワークスペースからメンバーを招待したり、APIを使って招待するなどが可能ですが、ここではアプリケーションから直接メンバーを招待して、アクセスできるようにします。
-
左のメニューから
グループ管理
して表示されるグループの右のアイコンをクリックします。 -
表示されたグループ管理画面から
チーム一覧へ
をクリックします。 -
チームの詳細画面が表示されます。 デフォルトでオーナー、開発者、テスターのチームが用意されています。ここでは開発者チームに他の人を招待してみます。 チームに名Developerをクリックします。
新しいメンバーを招待
をクリックするとメールアドレスを入れるフォームが表示されるので、招待したい人のメールアドレスを入力して、招待して追加する
をクリックします。 これにより、招待された人に招待メールが送信されます。
- 右の
メンバーがアクセスできるアプリケーション
からアクセスを許可したいアプリケーションを選択します。
- 招待された人はこちらのページの指示に従って、アプリをインストールしてください。
-> メンバー配布されたアプリのインストール
メンバー配布ではアプリがアップデートされた場合の通知や、異なるリビジョンのダウンロードが可能です。 常に開発メンバーとして参加しているような場合は、メンバー配布での配布をおすすめします。
4.3 リンク配布する
リンク配布では、配布先のユーザーはアカウントを作成しなくてもインストール可能なため、一度に大量のテストを行うβテスト等でのご利用をお勧めします。その場合アカウント管理ができないため、誰がダウンロードしたか等の詳細な管理が詳細にできません。 パスワードによりアクセスを制限することは可能です。
この 場合、リンク配布とメンバー配布の両方の特性を活かすことが可能です。
- アカウント管理が可能なため詳細なログを取ることが可能です。
- キャプチャ機能)をご利用いただけます。
- 特定のリビジョンのみを指定して配信することが可能です。
-
ダッシュボードからアプリを選択します。
-
アプリ詳細画面の
リンクを作成
をクリックします。 -
下記の画面が表示されたらURLをコピーして、配布したい人に共有しましょう。 上記画面を閉じると、配布ページが表示されます。
配布ページはカスタマイズ可能です。URLを共有された人がアクセスするページが「配布ページ」になります。
- 配布ページは詳細な設定が可能です。-> 配布ページの設定
- 公開範囲を
メンバーのみ
に設定することで、アカウントを持ったメンバーのみがURLにアクセスするように設定することも可能です。この設定でメンバー配布と同様にキャプチャ機能の利用や詳細なアクセス管理が可能になります-> 配布ページの公開範囲設定
-
リンク配布のURLを受け取った人はこちらのページの指示に従って、アプリをインストールしてください。
->リンク配布されたアプリのインストール
5. 更に便利な使い方でDeployGateを使いこなす
DeployGateはより効率的なアプリケーション開発サイクルをサポートするためのツールです。 以下のような便利な機能があります。ぜひお試しください。
5.1 SAML認証を使ってメンバーがログインできるようにする
- SAML認証の有効化
- Google Google WorkspaceでのSAML設定方法
- Microsoft Entra ID (旧 Azure AD) のSAML設定方法
- OneLoginでのSAML認証設定
- OktaでのSAML認証設定
5.2 Captureを利用して配布したアプリのFeedbackを受ける
キャプチャ機能はスクリーンショットの撮影とともにバグ報告をかんたんにできる機能です。 開発中のアプリのスクリーンショットを撮るだけで、スクリーンショット取得直前のログ、端末情報、インストールされているアプリ情報、そのほか開発者のデバッグに役立つ情報をDeployGateアプリが自動的に取得し、開発者とテスターとの間で簡単に共有できるようになります。 詳しくはデベロッパーガイド: キャプチャ機能 をご確認の上、お試しください。
メンバー配布、もしくはリンク配布の場合はメンバーのみに配布に設定したときにご利用が可能です。
現在Androidアプリでのみサポートされています。
5.3 Chat連携して通知を受ける
DeployGateをご利用のチャットサービスと連携すると、アプリの開発中に起きる様々な変化をチーム全体で手間なく共有できます。
‐> チャット通知 設定
5.4 共有チームを使ってグループ間でテスターを共有する
共有チームを利用すると、ワークスペース内のグループでチームを共有することが可能です。
QAの専門のチームを社内に持っていて、複数の開発アプリに常にアクセスさせたい場合などに利用できます。
-> 共有チームの作成
5.5 APIを使って効率よく開発サイクルを回す
DeployGateのAPIを活用することで、手作業の削減や運用効率の向上が期待できます。
詳細な仕様やサンプルコードについてこちらをご参照ください。
-> DeployGate API Reference
6. 他のプランで利用しているアプリケーションをワークスペースへ移す
現在Flexibleプラン以外のプランをご利用中の場合、既存のグループやアプリケーションをそのままワークスペースに移行することが可能です。
6.1 Individual(無料プラン)のグループをワークスペースに移動する
Individualプランでご利用いただいているグループを、そのままEnterpriseプランのワークスペースに移行することが可能です。
->IndividualプランのグループをEnterpriseプランのワークスペース配下に移行する
6.2 FlexibleプランからEnterpriseプランへ移動する
FlexibleプランからEnterpriseプランへ移行する際は、カスタマーサポートまでご連絡ください。 こちらで変更後、すぐにEnterpriseプラン をご利用いただけます。
6.3 旧プランの企業・組織向け開発プラン(Startup,Business,Large Business)のGroupをワークスペースに移動する
旧企業・組織プランでご利用いただいているグループを、Enterpriseプランのワークスペースに移行することが可能です。
必要なメンバー数をご確認の上、移行させてください。
->旧企業・組織プランのグループをEnterpriseプランのワークスペース配下に移行する
6.4 旧プランの個人開発プラン(Personal Free、Personal Pro)にアップロードしていたアプリをWorkspaceに移動する
旧プランで利用されていた Personal Free および Personal Pro には、現在のような「グループ」という概念が存在しておらず、アプリを直接アップロードする仕組みでした。そのため、EnterpriseプランのWorkspaceに移行する際は、アプリ単位で移行する必要があります。
-> 旧個人プランのアプリをEnterpriseプランのワークスペース配下に移行する