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Instant Device を使ったユースケース

Instant Device はベータ版です

本機能はベータ版として提供されています。予告なく機能の変更や制限が行われる場合があります。

このページでは、Instant Deviceの具体的な活用例を役割別に紹介します。


1. 開発者(エンジニア)

プルリクエストのレビュー

PRにInstant DeviceのURLを記載することで、レビュアーはローカルでビルドせずに動作確認ができます。

活用方法:

  1. PRを作成し、配布ページのURLをPRの説明に追加
  2. レビュアーがURLからInstant Deviceで動作確認
  3. コードレビューと動作確認を並行して実施
  4. 必要に応じて実機でも詳細確認

軽微な修正の確認

文言修正やボタンの色変更など、軽微な修正の確認に使用できます。

活用方法:

  1. コードを修正してビルド
  2. DeployGateにアップロード
  3. Instant Deviceで確認
  4. 問題なければマージ、気になる点があれば実機で追加確認

2. プロダクトマネージャー(PdM)/ ディレクター

スプリントレビュー

参加者全員が各自のPCでアプリを操作しながら確認できます。

活用方法:

  1. スプリントレビュー前に配布ページのURLを共有
  2. 参加者全員がそれぞれのPCでInstant Deviceを開く
  3. 各自が操作しながら機能を確認
  4. 気になる点をフィードバック

開発中の機能確認

ブラウザで即座に確認できるため、フィードバックを早い段階で行えます。

活用方法:

  1. 開発者から確認依頼のURLを受け取る
  2. ブラウザで確認
  3. 気になる点をフィードバック
  4. 必要に応じて実機でも詳細確認

3. マーケティング / 営業担当者

プロモーション素材の作成

PCのブラウザ上でアプリ画面を確認し、スクリーンショットを取得できます。

活用方法:

  1. 配布ページのURLを開く
  2. Instant Deviceで新機能を表示
  3. PCのスクリーンショット機能で画像を取得
  4. プロモーション資料やSNS投稿に使用

商談・イベントでのデモ

ブラウザがあればデモができるため、実機の準備が不要です。

活用方法:

  1. 商談前に配布ページのURLを準備
  2. ブラウザでURLを開く
  3. アプリをデモ
  4. 複数デバイスの表示を見せることも可能

4. カスタマーサポート(CS)/ QA担当者

バージョンごとの不具合確認

ブラウザで複数バージョンを切り替えながら、不具合の発生範囲を確認できます。

活用方法:

  1. 不具合報告を受ける
  2. 報告されたバージョンの配布ページを開く
  3. Instant Deviceで不具合が再現するか確認
  4. 前後のバージョンでも確認し、発生範囲を特定
  5. 必要に応じて実機で詳細調査

ヘルプドキュメント作成

PCのブラウザ上でアプリを操作し、そのままスクリーンショットを取得できます。

活用方法:

  1. Instant Deviceでアプリを起動
  2. ドキュメント化したい操作手順を実行
  3. 各ステップでPCのスクリーンショット機能を使用
  4. 取得した画像をドキュメントに挿入

5. その他の活用シーン

複数デバイスでの同時比較

手元に実機がなくても、複数のデバイスでアプリの動作を並べて確認できます。

活用方法:

  1. 配布ページから複数のInstant Deviceウィンドウを起動
  2. ブラウザウィンドウを並べて配置
  3. 同じ画面を各デバイスで表示し、レイアウトの違いを確認
  4. スクリーンショットを取得して、レポートに添付

Screenshot of the Instant Device

バージョン間の比較テスト

新しいバージョンと以前のバージョンを並べて比較できます。

活用方法:

  1. 配布ページで旧バージョンを選択し、Instant Deviceを起動
  2. リビジョン切り替えで新バージョンを起動
  3. 2つのウィンドウを並べて同じ操作を行い、動作を比較
  4. 差分を確認し、リグレッションがないかチェック

まとめ

Instant Deviceは、ブラウザでアプリを起動・確認できる機能です。

役割別の活用例

  • 開発者: PRレビュー、軽微な修正確認
  • PdM/ディレクター: スプリントレビュー、機能確認
  • マーケティング/営業: 素材作成、デモ
  • CS/QA: バージョン確認、ドキュメント作成

確認作業の使い分け

Instant Deviceは実機インストールを置き換えるものではありません。確認の内容に応じて使い分けることができます。

  • 一次確認: UI表示、文言、画面遷移など → Instant Device
  • 二次確認: パフォーマンス、OS固有機能など → 実機

必要に応じて、同じ配布ページから実機インストールに移行できます。


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