Instant Device とは
本機能はベータ版として提供されています。予告なく機能の変更や制限が行われる場合があります。
※日本字幕利用可能
Instant Deviceとは
Instant Deviceは、DeployGateの配布ページから直接ブラウザでモバイルアプリを起動・操作できる機能です。物理的なスマートフォンやタブレットを用意しなくても、多様なデバイスやOS環境でアプリの動作を確認できます。

Instant Deviceを使う利点
1. 即座にアプリを起動できる
URLを開くだけで、アプリをブラウザ上で起動できます。物理デバイスの準備、USB接続、UDID登録、インストール作業は不要です。
確認作業の使い分け
アプリ開発における確認作業は、大きく分けて2つのフェーズがあります:
- 一次確認: UI表示、文言、画面遷移などの基本的な動作確認
- 二次確認: 実機でのパフォーマンス、OS固有の機能(カメラ、通知、位置情報など)との連携、実機固有の動作確認
Instant Deviceは一次確認に適しています。実機での詳細な確認が必要と判断した場合は、同じ配布ページから実機インストールに移行できます。
2. URLで共有できる
配布ページのURLを共有するだけで、チームメンバーがブラウザでアプリを確認できます。
- SlackやGitHubのIssueなどにURLを貼って共有
- チーム全員が同じバージョンを確認しながら議論可能
- インストール手順の説明が不要
3. 軽微な確認作業を効率化
文言修正やボタンの色変更など、軽微な修正の確認に実機インストールは不要です。
- ブラウザで即座に確認完了
- 実機でしか確認できない詳細な部分に時間を使える
- 確認作業の優先順位付けが明確になる
4. 実機を持っていない関係者も確認できる
PCのブラウザがあれば、誰でもアプリの動作を確認できます。
- 実機を持っていない関係者も確認可能
- 技術的な知識がなくてもアクセス可能
- 最新版の状態を共有しやすい
5. デバイス購入コストを削減できる
手元に実機がなくても、複数のデバイスでアプリの動作を確認できます。
- テスト用デバイスの購入が不要
- デバイスの管理・メンテナンスコストを削減
- 保管スペースが不要
6. 対応デバイス
以下のデバイスとOSに対応しています。
| 対応OS | 対応端末 |
|---|---|
| iOS | iPhone 8~16 Pro Max、iPad Air、iPad Pro 12.9、iPad、iPad mini |
| Android | Nexus 5、Pixel 4~Pixel 9 XL、Galaxy Tab S7、Pixel Tablet |
主な機能
ブラウザ上でアプリをそのまま起動・操作
配布ページからワンクリックでアプリを起動できます。実機と同じようにタップ、スワイプ、テキスト入力などの操作が可能です。
- 即時性: URLを開けば、数秒でアプリを起動
- 手軽さ: 物理デバイスの準備、インストール作業、すべて不要
- 高い再現性: 単なる画面シミュレータではなく、アプリを実機に近い環境で操作可能
- マルチプラットフォーム: iOS、Android両方のアプリに対応
複数デバイスの同時起動
Instant Deviceのブラウザウィンドウを複数立ち上げることで、異なる機種やOSでの動作を並べて比較できます。

画面の向きの切り替え
縦向き(Portrait)と横向き(Landscape)を自由に切り替えられるため、アプリの画面回転対応を確認できます。
利用対象者
Instant Deviceは、ワークスペースのメンバーが利用できます。
メンバーの追加方法はこちらのページをご覧ください。 配布ページにアクセスする際は、メンバーアカウントでログインしてください。
次のステップ
Instant Deviceの使い方について詳しくは、以下のページをご覧ください。
- Instant Device の始め方 - 初めての方向けの導入ガイド
- Instant Device の基本的な使い方 - 操作方法と便利な機能
- Instant Device を使ったユースケース - 具体的な活用事例