クイックスタートガイド
今すぐ改善を始めましょう
ようこそ DeployGate へ🎉
DeployGateは開発中のアプリを関係者が常に触れるようにし、リリース前からたくさんのフィードバックを得られるようにします。開発中のアプリをインストールできるまでに発生する数々の障壁を回避し、 技術者でなくても 簡単にアプリのテストに参加できるよう設計されています。また開発者の手元を離れたアプリの異変をリアルタイムに把握し、即座にアップデートを配布できるようにすることで、 待ち時間のないアプリ改善プロセス を日常にします。
ここでは、 DeployGate を初めて使うところから、アプリを自由に配布できるまでの手順を説明します。
サインアップ
Webからのサインアップ
※DeployGateではご本人様のものであることを確認するため、登録するメールアドレス宛にDeployGateよりメールを送信致します。 メール内の確認コードを利用して認証しますので、あらかじめメールが受け取れる状態に設定をお願い致します。
- 新規登録画面(https://deploygate.com/users/signup)から、「メールアドレスで登録」ボタンをクリックします。 入力いただいたメールアドレス宛に、確認コードが入ったメールが送信されるので、メールボックスを確認してください。
ご留意点
- DeployGateからのメールが受信ボックスに見当たらない場合は、SPAMフォルダをご確認ください。
- SPAMフォルダにも見当たらない場合はメールが受信できる他のメールアドレスにてお試しください。


- 下記の確認コード画面が表示されたら、メールで届いた確認コードを入力してください。


- ユーザー名とパスワードを入力して、新規登録してください。
ユーザー名とは、DeployGate内で表示されるユーザーの表示名になります。 3文字以上の英数字で指定してください。


アプリをアップロード
サインアップすると早速アプリをアップロードできます。


- 既にパッケージがある場合
- アプリのパッケージ (IPA/APKファイル) が手元にある場合は、そのファイルをこの画面にドロップするとアップロードできます。
- パッケージがまだない場合
- macOS/Linux の場合は、
dg
コマンドをインストールして実行すると、ビルドからアップロードまでを自動で行えます。左のコマンドをターミナルに貼り付けて実行してください。 - Windows で Android アプリをビルドされている場合は、右の手順に従うとアプリをビルドしてアップロードできます。
- macOS/Linux の場合は、
手元の端末にダウンロードして確認
アップロードされるとこの画面が表示されます。


自分の手元でダウンロードして流れと動作を確認します。この画面を閉じて次の手順に進むこともできます。
テストを行う人に共有する
DeployGate で他の人にアプリを共有するには2つの方法があります。
- メンバー配布
- 配布ページを使った配布
メンバー配布
メンバー配布は、開発者やチーム内のQAテスター向けに配布する場合を想定しています。
配布対象のユーザーは、DeployGateに登録していただいただきます。
- アプリの開発者はアカウントを持つメンバーとして、招待・追加をしていただきます。
- 招待されたメンバーは各々で端末にログインしてすべてのバージョンのアプリをインストールできます。
- 過去のバージョンを選択してインストールできるので、不具合のトリアージやアプリ更新時の動作検証などもテスター自身で行うことができます。
プランによって追加できるメンバーに制限があります
- 個人開発向けプラン、もしくはグループ開発向けプランの場合、テスター(アプリのダウンロード権限のみ付与)としての追加* は無制限となります。
- 企業・大規模組織向けプランの場合、テスターも管理対象となるため、ライセンス数にカウントされます。
配布ページを使った配布
配布ページを使った配布は、チーム外のQAテスターやベータテスターにご利用いただくことを想定しています。
- アカウントを持たないユーザーに対してURLを共有することで、受信者はアプリの特定のバージョンのみを手軽にインストールできます。
- 同じURLでアプリの更新の配布、通知の受け取りが可能なので、社内テストのような継続的な検証にも便利です
備考: 配布ページのインストール端末数は、契約プランにおける「ユーザー数」にはカウントされません。
2つの配布方法の違い
メンバー配布のメリット
- メンバーはDeployGateに各自のアカウントでログインを求められるため、特定の個人に対してアプリケーションを確実に、よりセキュアに配布することが可能です。
- 開発者が更新をアップロードすると、配布対象のメンバーに即座に通知が届き、ダウンロードすることが可能です。
- メンバーはアップロードされている過去のバージョンもダウンロードが可能です。
- 開発者にはインストールされた端末の詳細が見えるため、テスターの情報がより詳しくわかるため、ドラブルシューティング等容易になります。
配布ページによる配布のメリット
- テスターはアカウントを必要とせず、QRコードでアクセスできるURLのみで、アプリのダウンロードが可能です。
- 配布ページは複数作成でき、それぞれ配布するバージョンを任意に設定できるため、用途に合わせた配布ページを作成して管理することが可能です。
例) 社内用、ベータテスタ用として配布ページを分けて、配布する場合
テスターへの負担が少ないため、より多くの人にテストに参加してもらうような場合に有効です。
メンバー配布と配布ページによる配布の比較表
メンバー配布 | 配布ページ | |
---|---|---|
セキュリティ | 😃 招待したメンバーだけがダウンロード可能 | 😰 リンクを知っている人であれば誰でもダウンロード可能 |
可視化 | 😃 誰が、いつ、どの端末(端末ID、OS等)にダウンロードしたのか、管理が可能 | 😰 端末の情報は管理できるが誰がダウンロードしたのかは管理できない |
バージョン管理 | 😃 古いバージョンを遡ってダウンロードすることが可能 | 😰 最新のバージョンのみダウンロード可能 |
簡易な配布 | 😰 テスター全員がアカウントを登録する必要があるため、テスターの負担は比較的大きい | 😃 DeployGateアプリを起動してQRコードをスキャンするだけで、ダウンロードできるため、テスターの負担は抑えられる |
価格 | 💵💵 Enterprise開発プラン以外のプランをご利用の場合、ダウンロード専用のテスターアカウントであれば(※)、無料でメンバー追加できる | 💵 特に価格に影響はない |
想定されるユースケース | 日常的にチームでアプリを開発していて、特定のメンバー内でテストを行っている場合 | プロジェクト以外のメンバー等に配布するようなアルファベータテストなどの場合 |
※メンバー追加の扱いについては、ご契約のプランによって異なります
- 個人開発プランではアプリのダウンロードだけが可能なテスターのみが追加できます。
- グループ開発プランでは開発者ロール以上のメンバー追加は契約プランによってユーザー数の制限があります。
エンタープライズプランではロールに関わらず契約ユーザー数としてカウントされます。
次のステップ
iOS アプリに新しい端末の UDID を追加する
iOS で Ad-hoc ビルドを配布する場合は、新しい端末に配布するためにはその端末の UDID をProvisioning Profileに追加する必要があります。 DeployGate ではこの手順を dg add-devices
の 1 コマンドで実行できます。
手動で行われる場合は、 アプリ管理画面の オプション - UDID 一覧 で関係するユーザーや端末の UDID 一覧を確認し、 UDID Apple Developer Center での登録した上で新しいプロビジョニングプロファイルを取得し、 Xcode でのビルド・アーカイブ・エクスポートを行います。
アプリを更新する
アップロードしたアプリを更新するには、アプリのページに新しい APK/IPA ファイルをドラッグ&ドロップするか、再び dg deploy
コマンドを実行します。新しいバージョンがアップロードされると、テスターとして招待されている方に自動的に更新通知が送信されます。
配布ページの更新
アプリを更新しても配布ページで配布中のバージョンには影響しないため、チーム内で何度も検証を繰り返すことができます。検証が終わったら、それぞれの配布ページの アップデートの配布 から設定することで配布ページの参加者に即座に更新が通知されます。
SDKを組み込む
DeployGateではSDK の組み込みは必須ではありませんが、組み込むと誰かの手元にあるアプリの状態をリアルタイムに知ることができるようになり、iOSではアプリの起動時に更新の通知を出すことができるようになります。
チャットツールと連携する
SlackやHipChatをご利用ですか?DeployGateと連携すると、新しいテスターが参加したり、誰かの手元で起きたクラッシュをチームのメンバーがリアルタイムに知ることができます。設定はアプリ・配布ページごとに行えます。
グループを作る
複数人のチームで開発している場合は、グループでアプリを管理すると、アプリの所有者が個人に依存しなくなり、役割に応じてチームを作り、チーム単位でアプリの参照や更新の権限を管理することができるため、長期的な保守が手軽になります。
サポートサイト
Updated 29 days ago